京都力養成コース講義 at むすびわざ館 その2

講義の後半は、敷き方の講義です。
まずは、敷き方の定義からお話。
桝目状に敷く碁盤敷、建物と45度の角度をつけて敷く四半敷、目地がアミダくじ状になるように敷く布敷。

そして、ここでまたクイズです。
四条通の歩道、河原町通の歩道、京阪電車の床の敷き方(タイルや模様)は何でしょう?
答えは、四条・・・四半敷 河原町・・・布敷 京阪電車・・・碁盤敷
四条
河原町
京阪電車
この歩道の上を毎日通っている人もいるかもしれませんが、地面というのは特に気にしないものですね。
特に模様や敷き方は言われて初めて気が付くという程度です。
このクイズで、敷き方ということに興味を持っていただいて、さて本題です。
現在見られるお寺の敷き方は圧倒的に四半敷が多いのですが、絵画資料(洛中洛外図)や敷きかえられず現在に至るお寺を調べると必ずしも四半敷ではないことがありこれら四半敷の敷瓦は、いつのまにか他の敷き方から敷きかえられたものという結論に至ったというお話をしました。
お寺さんにお参りしたら
仏様ばかりに目をやらず
たまには地面を見てください
新しい発見が
あるかもしれません
特に、ウケ狙いで言っているわけではないのですが、必ずと言ってよいほど、笑いがとれます。
この笑い声の大きさで、その日の私の講義内容がどの程度みなさんに伝わったか、わかるのですが今回もマアマアだったのではないでしょうか。
講義を終えて、聴講者のお一人(女性)から、『今度は床をじっと眺めてみます!』
と感想をいただきました。
こんなふうに言っていただけることが一番うれしいですよね。

それにしても、90分間しゃべり続けるのはしんどいことです。
声が続かないというより、立っていることがしんどくなりますね。
大学の先生方は、こんな授業を一日何回もされているのですから、頭が下がります。
何とか大きなトラブルも無く、時間通りに講義を終えることができました。
聴講者のみなさま、お疲れさまでした。そして、講義準備にご協力いただいた皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
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